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ガラガラヘビクリークはニジマスの良い釣り場を提供している。53種の鳥が、若干の珍しい種を含めてこのエリアで見つかっている。春と秋には、渡りの水鳥と鹿がその区域で食料を得る。ジリスとホリネズミのような多くの小さい種がこの土地に居住する。この80工一カーのプロットは現在農業と林業のための区域に区分されて檻、そして郡行政委員会委員の投票によって住宅地に再区画化されることになる。分譲地は集中給水システムになり、それぞれの家が下水のシステムを持つであろう。

 

手順
1. 仮定の土地利用のジレンマに関する背景の情報を子供に渡す。
2. 15人の子供を郡行政委員会委員、地元住民、実業家の役に割り当てる(あるいは自発的に申し出る)。それぞれの立場を解説したカードを受け取る。残りの子供がニュースリポーター、外部専門家、心配している市民などの役を演ずる。これらの子供は公聴会において人々の証言に対して質問をしてもよい。彼らは特定の見地を支持して編集者あるいは委員の1人に手紙を書く;公聴会についてのニュース記事あるいは地元の労働者、住民、学童における潜在的な結果を記述する個人的な話、研究者などとしての専門的な報告を書くことができる。すべての子供が、公聴会で証言する。15人のうちの1人として、あるいは質問、報告、あるいはニュースを準備する活発な観察者としての役割を持つべきである。
3. シミュレーションのためのステージをセットするために、15人の関係者に個人的なデータカードを読ませ、その他の子供は他の役割を選択する;彼らは、個人的なデータカードを必要としないが、自分自身のものを書いてもよい。審査のメンバーとして発表の準備をしたり、公衆オブザーバーとして質問をしたり、編集者に手紙を書いたり、ニュース記事の準備をする宿題の時間を与えられる。子供は発表と質問を発展させることを奨励される。
4. 1日(あるいは数日の)公聴会で、委員会の委員長はミーティングを進める。秩序を保てるかは委員長次第である。すべての関係者は、話をする前に、委員長によって承認されなくてはならない。準備された証言がすべて話され、質問が終わった後で、リポーター、研究者そして関係している市民が陳述(論文、報告、投書など)を読むように頼まれる。これはシミュレーションの最終の日を始める優れた方法である。すべての証言、質問と陳述の後に、委員は投票して、決定の理由を述べる。
5. このアクティビティーの時間の目安
・ 1日目 背景の情報を読んで、役割を決める(およそ30−45分)。
・ 宿題発表の準備
・ 2日目公聴会を行う(およそ30−45分)。
・ 3日目 公聴会を続ける。ニュース記事と投書を読む、票決、結果を話し合うことを含む。

 

 

 

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